ただいま議題となりました「道路交通法の一部を改正する法律案」に対する修正案につきまして、民主党・新緑風会を代表し、その趣旨につきご説明申し上げます。
本改正案では、違法駐車対策について、使用者責任の追及と併せ、対応業務の民間委託を可能とすることとされております。しかしながら、現在、警察当局において行なわている駐車違反の取り締まりにすら批判がある中で、刑事罰の対象になる駐車違反への対応業務を民間に委託することは、公平性・公正性の確保の観点からも、また、委託団体がいわゆる天下りの温床となるのではないかとの批判もある中で適切なものであるとは考えられません。
よって、性急な民間委託の実施は避けるべきであり、その是非については、使用者責任の追及などその他の違法駐車対策の効果を見極めつつ、時間をかけて総合的に検討すべきであります。
次に、修正案の内容につきましてご説明申し上げます。
第一に、放置車両の確認及び標章の取付けに関する事務等の委託に関する規定を、本改正案から削除することとしております。
第二に、政府は、第三条の規定の施行後三年を目途として、同条の規定による改正後の道路交通法の規定の実施状況等を勘案し、放置車両の確認及び標章の取付けに関する事務の在り方等について検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講ずることとしております。
以上が本修正案の趣旨であります。なにとぞ委員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げます。
|