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平成十七年二月十日(木曜日) 午後一時開会
=委員長(鴻池祥肇君)= ただいまから決算委員会を開会いたします。
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〔省略〕
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=委員長(鴻池祥肇君)=
いいですか。いいですね。
それでは、松井委員。
=松井孝治君=
今日は両参考人の先生、そして関係者の方々ありがとうございました。大変勉強になりました。
それで、二点伺いたいわけでありますが、まず第一点目は、せっかく財務省からもお見えでございます。例えば、先ほど参考人からの資料で会計検査院のこのCという数字が提供されました。これは十五年度の数字でございますから、十四年度も同じようなものが、この四百三十億円はたしか四百億円というような数字であったと思うんですが、この四百三十億円というこのCの資料に即して言うと、もう改善の措置を講じたというようなものは、具体的にこれだと三百億円あるわけですが、ここは改善の措置を講じたわけですからはっきりしていると思うんですが、例えば特に掲記を要すると認めた事項というのが八件あって、相当な金額になりますね。これに相当するようなものというのは、やはり会計検査院から相当程度の警告を受けたとやはり政府としては考えるべきであって、この十五年度の会計検査院の報告において同じような分類にあって、特に掲記を要すると認めた事項というのが、今財務省が具体的に、あるいは政府が国会に提出しておられる予算においてどれぐらい反映したかと、そういうようなことは財務省は説明可能かどうか。
これをちょっとまず一点伺って、もう一点、ちょっと最後の締めの質問なんで後に回したいと思うんですが、財務省の方から御答弁いただけますか。
=委員長(鴻池祥肇君)=
松元主計局次長、お願いします。
=政府参考人(松元崇君)=
検査院から御報告を受けまして、できるだけそれを予算に反映していくということで査定作業を行っております。若干例示的に申し上げますと、合同宿舎の維持管理といったようなことについて検査報告いただいておりますが、御報告の趣旨に従いまして基準を見直しまして、宿舎の管理人を削減をいたしたといったようなこと、あるいは警察庁の捜査費につきましても報告でお触れいただいておりますが、この国費の捜査費につきまして、執行状況等を踏まえつつ犯罪情勢に対応した必要額ということでございますが、十六年度予算に対比いたしますと、十億円余り削減いたしました四十三億円余りに出さしていただいているといった等々、できるだけ反映をさせるということで行っております。
=松井孝治君=
私が申し上げたいのは、やはり例えば会計検査院が具体的に指摘した事項について、既にもう措置されているものはいいんですけれども、具体的に掲記を要するというようなことで警告を受けたものについて、やはり政府側がこれだけのものを指摘をいただいたその金額に対してこれぐらいの予算編成に当たっての縮減をした、あるいはもう廃止をした、それをきちんと説明するというようなことを具体的にフィードバックとして我々も求めていかなければいけないし、政府もそういうことをきちんと御説明いただくような習慣を付けていかなければいけない。これは政府側だけではなくて国会側も留意しなければいけないことだと思うんですが、そういうフィードバックの仕組みが必要だと思ってお伺いをしたわけであります。
それに関連して、これはもう時間も迫っていますので、最後に両参考人に、あるいはもし差し支えなければ私見で結構ですので会計検査院からも伺いたいわけですが、今日のお話を受けて、例えばイギリスなんかの事例でいうと、非常に、やっぱりNAOの活動と連携して議会自身が非常に活発な活動をしていると。NAOはある種の報告はし、ある種のレコメンデーションは出すかもしれないけれども、それを実際刈り取っているのは議会側であるという、それを受けてまた政府が改善措置を講じているということに御説明を受けて、非常にそれは大事だなと思ったわけですが、両参考人あるいは会計検査院も含めまして、議会の、特に会計検査院は報告をずっとされておられる立場からいって、報告はしたけれども後どうなっているんだという事項も多いと思うんですね。
両参考人及び会計検査院から見て、例えばこの参議院の決算委員会の機能も含めて、諸外国の、例えば両参考人におかれましては議会と比較して我が国の議会の現状をどのように評価しておられるのか、具体的に議会がこういうふうに動くべきではないかという御意見を両参考人にいただきたい。
そして、併せて会計検査院からも、もうこういう席ですから、あえて率直に、むしろ議会の活動についてもっとこういうふうに取り上げてほしいというようなことをいただいて、私の質問を終わりたいと思います。
=委員長(鴻池祥肇君)=
それでは、片山参考人、遠慮なくどうぞ。
=参考人(片山信子君)=
私ちょっと、実は国会職員ですのでちょっとつらいんですけれども。
そうですね、会計検査院から出された検査報告が活発に生かされるとより国民にとって、何というんでしょう、行政の改善という観点でアピール力が出てくると思います。会計検査院の検査報告の形で、国民が見る以上に、恐らく議会から出てくると更に国民にとっては非常に印象が強くなると思いますので、そこは国民として期待いたします。
=参考人(後千代君)=
難しいですね。
議会がどのように機能すべきかということでございますが、例えば一時期非常に話題になりましたムルトマ郡の監査、アメリカの郡ですから日本風に言うと県になるかと思いますけれども、議会はそれぞれの部署のもうマネジャー的な存在で、監査をする方が公選で選ばれてそれを非常に専門的にチェックなさると。そういうふうに機動的に行われる、要するに議会はきちんと責任を持つというようなやり方が非常にいいなというふうな印象を受けた次第です。
以上でございます。
=委員長(鴻池祥肇君)=
ありがとうございました。
それでは、会計検査院真島総括審議官。
=説明員(真島審一君)=
それでは、私見ということでお許しを得まして。
私どもの検査報告、先ほど御言及がありました特に掲記を要すると認めた事項として報告しているものは、当局の改善努力だけではいかんともし難いような問題を取り上げて国会に御報告申し上げているものでございます。したがいまして、それにつきましてはでき得るならば取り上げていただきたいなという気持ちがございます。
かてて加えて、特定検査状況に関する検査状況という範疇がございますが、これは国民の関心が極めて高い事項についてその検査状況を御報告するという性格でございますが、一面、国民が関心を持っていただきたいと思う事項も最近は取り上げておりますので、そういう意味でも委員会で取り上げていただければ大変有り難いと、かように考えております。
=委員長(鴻池祥肇君)=
よろしいですか。
予定の時間がちょうど参りました。これをもちまして参考人及び政府に対する質疑を終了したいと思います。
両参考人に一言お礼を申し上げます。
本日は、長時間にわたりまして大変貴重な御意見をお述べいただきまして、誠にありがとうございました。委員会を代表いたしまして厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました。(拍手)
風邪、大事にしてください、風邪。風邪、大事にしてくださいよ。しんどそうや。
本日の審査はこの程度にとどめます。
※詳細は、参議院のホームページ
(http://www.sangiin.go.jp/japanese/frame/joho2.htm)をご参照ください。
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