きまぐれ 2月23〜25日


中国訪問報告

2月23日から25日まで、週末を利用して北京に出張に行ってまいりました。
鳩山代表をヘッドにした日中国交回復30周年記念ミッション派遣の下打ち合わせのためです。
2002年2月23日(土)

23日土曜日の午後4時に関西国際空港を出発し、旅順経由で北京に到着したのは、現地時間午後8時前でした。空港には中国共産党の日本課の方が迎えに来てくれて、極めてスムーズに入国し、8時半にはホテルに到着。

※ 中国の場合、共産党が実質的には政府と裏表一体となっております。我々の訪中団が民主党の団体なので、中国側の交渉相手は、基本的に中国政府というよりは、中国政府を支えている、中国共産党になります。※

ホテル到着後すぐに、経済産業省(通商産業省)の後輩で、現在、在北京の日本大使館で勤務している、参事官、一等書記官と夕食を兼ねての会合を行いました。

私からは、主として、最近の北京経済事情、今後の中国政界の指導者争いと6月にも予定される民主党ミッションでの会談相手や演説場所、交流対象などについての意見を求め、彼らからは、日本の政界の今後の見通しなどを尋ねられました。内容についてはここでは詳しく申し上げませんが、二人ともさすがの分析眼をお持ちでした。彼らと話していても、ともかくも中国の変貌振りはすさまじいということは明確でした。

ちなみに、両氏ともに北京大学留学経験者の俊英であり、中国語ペラペラです。地元の人に人気のある一般的なお店(外国人観光客などが行かない)でお話がしたいといいましたら、ホテル近くの四川料理店に連れて行ってくれました。お店の内装などはお世辞にも綺麗とはいえませんが、その、おいしくて量の多いこと。

しかも3人でめちゃくちゃ食べて、日本円にすると1000円余り。

打ち合わせ内容にも、食事にも大満足でした。


それからホテルに戻り、午後10時半頃から、遅れて北京入りした、今回の訪中団長の内藤正光議員(福山議員と同期の議員です)、民主党橘川国際局副局長と3人で、明日の会議の打ち合わせ。外交交渉で言うところの「対処方針会議」というやつです。

  • 鳩山代表にどういう幹部と会談してもらうことを中国側に要求すべきだろうか。
  • 実務者協議のテーマや相手、
  • スピーチやシンポジウムの企画のあり方など、
  • 事前に東京で打ち合わせした内容に、
  • さきほど仕入れた最新情報も加味して、

実質的な議論を行いました。
ふと気づくと12時。打ち合わせは終わりにして明日に備えることにしました。

翌24日日曜日。

朝6時過ぎ起床。
ホテルのフロントの人に確認しましたら、急な出張のため直前に経済産業省の先輩にお願いしておいた中国知識人リストのファックスが、なんと早朝5時頃に私宛に着信していました。きちんと中国文字でタイプしてありました(同じ漢字でも中国は略字が多く日本とは相当違います)。忙しい週末に、私のために情報を整理してもらったのだと思うと感謝です。

7時過ぎでしたが、折角一階まで降りたので、ホテルの近くを散歩。ホテルは北京市郊外なのですが、日曜の朝早くから大勢の人が散歩をしたり、ジョギングをしたりしていました。日曜の朝に開いているお店が結構たくさんあるのにも驚きました。
このあたりも中国の活力ですね。

午前8時、

北京在住の日本人の証券会社幹部と朝食を兼ねて面談。中国側との会議開始時刻が午後9時からに前倒しされたため、あわただしく中国情勢や政府要人の評価などを伺いました。さすがこの方は中国生まれで在中国日本人有数の中国通なだけあって非常に人脈豊富でよいアドバイスを沢山頂きました。

午前9時、

朝のファックスと証券会社の方の情報をもとに内藤議員と再度打ち合わせを行ったうえで中国共産党側と協議開始。
お昼をはさんで午後まで率直かつ実質的な議論を行いました。

私にとっては初めての北京で、初めての中国共産党との協議、どんな具合にことが運ぶのか予測ができていなかったのですが、言いたいことは全て言え、先方も極めて率直に意見を言い、交流事業の大枠も見えました。自分が急遽この協議に加えてもらって多少は役に立ったかなと思っています。

午後4時

協議がスムーズに終わったので中国共産党主催の夕食会まで多少時間が出来ました。

内藤参議院議員、私と、途中から協議に加わった山村健衆議院議員の3人で市内を散策することにしました。

どこに行こうかと迷ったのですが、結局故宮博物院に行くことにしました。内藤参議院議員は訪北京歴7回のベテランですので内藤さんの案内でいろいろなこと教えてもらいながら散策しました。

それにしても故宮はすごい。

ご承知のように、美術品などはあまりないですし、1400年頃の建造物ですので中国の感覚ではそう古いものでもないのですが、その雄大なスケールにはひたすら圧倒されました。

ちなみに、故宮博物院の中に、極めてひっそりと看板も出さずにスターバックスが出展していることにも驚きました。


午後5時半 ホテル発

午後6時から中国共産党主催夕食会

協議も終了したということもあって、ざっくばらんな晩餐会。
中国共産党の皆さんは日本語も堪能でなかなか優秀な方ぞろい。
私は皆さんとは本日が初対面だったが、何度も協議を重ねている内藤議員と先方の信頼関係もあり率直な意見交換ができました。

代表団の訪中の際もこういう具合に率直な意見交換が出来れば申し分ないですね。

午後9時晩餐会終了

ホテルに戻り、内藤議員、山村議員、橘川女史とホテルのロビーで、今後の検討方針について打ち合わせ。

ほっとしたことと最近疲労がたまっていたこともあり、ちょっと風邪気味で頭痛がしたため11時前にはホテルの部屋で就寝。

25日月曜日 

午前7時起床 

ぐっすりと眠り、風邪と頭痛はほとんど回復。

午前7時45分 

ホテルの食堂で朝食。内藤議員が合流。
昨日の感想など意見交換しながら朝食をとる。

午前8時半 

ホテル発中関村(中国版シリコンバレー)へ

午前9時過ぎ 

松下電器着
現地法人の社長さんから事業の概要、中国政府の投資・ハイテク優遇策、中関村の現状と展望などの説明を伺い、意見交換

午前10時半 

富士通
松下電器と同じく、現地法人の社長さんから、事業の概要、中国政府の投資・ハイテク優遇策、中関村の現状と展望などの説明を伺い、意見交換

それにしても中国の発展振りはすごいです。
中国政府のハイテク企業支援も思い切ったものですし、半年前まで小さな商店などが密集していた地区が半年後には更地になっているなどという事例も枚挙のいとまがありません。

日本ですと道路一本通すのに何十年かかるのとは大違いです。
そのあたり、資本主義と共産主義の共存のパワーを見せ付けられます。
こういう国にすみたいかどうかはともかく、経済的には驚異であり、脅威といえるでしょう。

午前11時40分 

富士通発空港へ

お昼過ぎ 空港で中国共産党の日本課の王さんほかと昼食
最後まで中国側の方々にはお世話になりました。

午後1時半 北京空港発

午後5時前 

関西空港着

関西空港駅午後5時18分発のはるかに乗って、京都駅へ向かいます。

さてさて、これから本日(25日)はあと2つ会合があります。
気分を切り替えてがんばることとしましょう。


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