民主党 松井孝治府連選対委員長
−今回の選挙の位置付けと基本姿勢は。
「このまま小泉政権が続けば、日本は本当につぶれる。日本の復活をかけたマニフェスト(政権公約)を前面に、
選挙で政権交代をなし遂げる最初で最後のチャンスとの気迫をもって臨む。マニフェストを実現できなかったら、
変えてもらっていい。でも、一度、やらせてほしい。日本を変えるのは政権交代しかない。そう訴えていく」
−支持率の高い小泉政権をどう見る。
「小泉首相は言葉ばかりで何も実行できていない。道路公団の藤井総裁の開き直りや、郵政民営化を任期後に先送りしたのが象徴的だ。首相の無責任な態度が国民の政治不信を助長している。
支持率が高いのは自民の中ではほかにいないということだ。民主党は旧自由党と合併し、政権を担える政党になった。小泉政治に代わる受け皿としての認識が広がれば、選挙結果は違ってくる」
−なぜマニフェストか。
「これまで自民党政治は総花的に『福祉充実に努めます』といった当たり前で内容のない選挙公約で政権を握り、官僚に丸投げしてきた。官僚は自分の局の予算を増やし、天下り先を確保するのに必死。
国民のことは考えていない。官僚の知恵は集めつつ、取捨選択して決断する政治のリーダーシップが何より必要だ。それを発揮するには、期限や財源を明示し、国民と契約するマニフェストが欠かせない」
−民主党マニフェストのポイントは。
「責任ある政治のビジョン、将来の国家像を示した。公共事業に偏った税金の使い道を変え、なおかつ消費税を含めた必要な財源を示し、年金など社会保障への不安を解消する。教育や治安を回復し、強い日本をつくる。そのために、官邸に外部からの人材も登用し『脱・官僚』を進める」
−京都でどう戦うか。
「京都では古い自民党への怒りの行き場が、共産党しかなかった。共産に政権担当能力はない。この総選挙を契機に、自民と民主の二大政党が拮抗(きっこう)し、政策を競う時代に京都も突入すると思う」
「京都は民主党中央でも全国モデルといわれている。これだけ政策に強く、個性豊かな候補者がそろっているのは京都以外にない。有権者に自信をもって選んでもらえる六人だ。当然全勝を目指すが、最低でも半分の三つは小選挙区で勝たなければならないと思っている」
−これまでの反応は。
「街頭で演説を聞く人や、マニフェストを手にとる人の目が違う。霞ヶ関の官僚でさえ必死で成り行きをみている。何か起きる、面白くなる、という雰囲気が出始めている。
これを投票に結びつけたい。投票率が5%上がれば、政権交代の可能性はぐんと高まる。一票で日本は変わるという、うねりを巻き起こしたい」
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