「霞が関の省庁に千人もいる課長の背後には、それぞれ業界団体が存在する。調整と根回しなしには意思決定も出来ない。」東京・六本木で民間の「統治構造研究会」の講座が24日始まり、講師の松井孝治参院議員(民主党、京都)が、会社員など約30人の受講生を前に熱弁をふるった。
旧通産官僚出身だけに、政官界の密着構造には詳しい。2時間にわたる講義では、「政治家への根回しを済ませた法案は究極の完成品。国会で修正できないのも当然だ」と、実例を挙げながら鋭く国会審議が形がい化する理由を指摘した。
講義は今夏まで計8回、地方自治や憲法改正などもテーマに開く。「政治の構造をどう変えるか。講座のナビゲーターとして、しっかり研究してみたい」と、長丁場の講師役に意欲を見せていた。
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