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     皆さん、こんにちは。松井孝治です。

 ■台風23号被害に、新潟県中越地震、
  そして残虐なイラク人質事件と
  暗いニュースが相次いでいます。

  そんな中で中越地震の土砂崩れ現場から
  奇跡的に救出され順調に回復している
  優太ちゃんの映像が一筋の光明です。

  優太ちゃんはじめ多くの被災者の方々が、
  一日も早く元気を取り戻していただけるように
  皆それぞれの立場で
  できることを行なっていきたいものです。

 ■優太ちゃんの映像、
  ある読者の方からのメール、
  そして最近、新幹線の車中で読んだ一冊の小説。

  これらの一連の出来事によって
  私は自分の政治の原点をもう一度思い起こしました。

 ◆3年前の私のモットーのひとつは
  「この国を未来へ引き継ぐ責任世代として」
  というものでした。

  ある読者の方からのメールのご指摘、

  <以前あなたのホームページにあった
   「二人目を生みたいと思える国に」
   という言葉にすごく共感を抱いたのだけれど、
   今その言葉がホームページに見当たりませんが、
   どういうことですか?>

  思いは全く変わっていませんが、
  確かに今のホームページには
  その言葉が消えておりました。

 ◆車中で読んだ小説は、
  市川拓司氏の「いま、会いにゆきます」
  というもので、一組の夫婦と子供の物語です。

  筋は申し上げませんが、
  幼子を残して亡くなった母親が、
  残していく夫と子供に綴った手紙が涙を誘います。
  (従って皆さんには車中ではなく
   ご自宅で読まれることをおすすめします。)

  ごく最近映画化されたようですが、
  私は観ていませんので、
  私としては原作をお勧めします。

 ◆今の日本の最大の問題は
  未来への希望や責任感が失われている
  ことだと思っています。

  早ければ来年から日本は人口減少社会に入ります。

 ◆私は、生命の本質は、生物としての個体ではなく、
  連鎖としての生命だと思っています。

  我が家も子供一人ですし、
  それぞれに事情がおありですから、
  もちろん個々の問題をとらえて
  申し上げているわけではありません。

  1億2700万人以上の日本人が、
  総体として、子供の数をどんどん減らし、
  大まかに言って、
  一夫婦が平均して
  一人強の子供しか産まなくなっている現状は、
  明らかに異常事態です。

  若い世代のライフスタイルを
  とかく言うことは簡単ですが、
  生命の本能を抑圧するほど、
  この国の将来への不安が色濃いものである
  というのが現状なのでしょう。

 ◆私は今44歳ですが、個人的にも、
  今年80歳と76歳の両親が一生懸命働き、
  恵まれた教育環境を与えてくれたおかげで、
  一人前の社会人になれたと感謝しています。

  我々の世代全体についても
  大まかに同じことが言えると思います。

  親の世代が一生懸命働いてくれて
  日本が豊かになり、今日の社会があります。
  しかし、われわれの世代は
  この間何をしているでしょうか。

 ◆私の30歳代はバブルの崩壊と、
  将来世代の負担となる借金による
  不況対策という名前のばらまきの時代でした。

  少なくとも30代半ば以降
  個人的には抵抗してきたつもりでしたが、
  結果として、
  国と地方の財政は、
  先進国中でも最悪水準に陥りました。

  少子高齢化が急速に進むのは、この時期です。

  将来世代の負担である財政赤字が世界最大で、
  社会保障費も膨らむ一方なのに、
  その将来世代の数がどんどん減っていくという状況で、
  若い世代にもっと子供を作れといっても
  無理というものです。

  だからますます少子化が進み、
  そして、将来世代一人当たりの負担は
  どんどん増え続ける。
  そのことが少子化に拍車をかけるという悪循環です。

 ◆私が41歳で議席を預かってからも、
  程度の差はあれこの状況は改善されていません。

  もっと大胆に国の財政にメスを入れるとともに、
  世代間の不公平を是正する。

  そして真に必要な負担は、
  将来世代に肩代わりさせるのではなく、
  現世代の責任と負担でまかなう、
  このあたりまえのことを
  実現していかなければなりません。

 ◆国会議員をはじめとする
  国家公務員の人件費のあり方、
  談合事件が相次ぐ中での公共調達のあり方、
  納税者に行政サービスの選択の余地を広げる
  バウチャー制の拡大、
  そして消費税の水準を含めた
  税金の問題に踏み込まなければなりません。

 ◆これまでの自分の非力を反省しますとともに、
  もう一歩の努力を
  しなければならないと思っています。

  悪循環を断ち切る責任は政治にあるし、
  その政治を少しでもまともにするためにも
  皆さんの力をお借りしたいと存じます。

 ■明後日、
  11月3日(水、祝日)の午後5時から、
  京都駅近くのリーガロイヤル京都にて、
  「京都からこの国のかたちを変える会」
  第2回シンポジウム&懇親会を開催します。

  http://www.matsui21.com/m/taiwa/04/11_3.html

  テーマはずばり「政治はこれでいいのか」
  ゲストは
  私が尊敬するジャーナリストである岩見隆夫さんです。

  岩見さんには、定期的に政治家以外の友人も含めて
  意見交換の機会を作っていただいていますが、
  いつも辛口の、そして暖かい激励をいただいています。

  当日は、
  午後5時から1時間20分程度はシンポジウム。

  その後、
  午後6時半から立食にて懇親会を開催します。

  できれば事前予約いただければありがたいですが、
  指定席制ではありませんので、
  当日の自由なご来場も歓迎いたします

  お問い合わせなどは、下記までお願いいたします。

   お問合せ先 : 松井孝治京都事務所
   電話番号  : 075-213-6648
   FAX番号 : 075-213-6645
   電子メール : info@matsui21.com


<第102号: 2004.09.08発行>

     
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