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     皆さん、こんにちは、松井孝治です。

  本日12月3日、53日間の臨時国会が終了しました。
  今国会は、75本の法案(継続法案を含む)が提出され、
  33本が成立しました。

  成立した主な法律には、
  犯罪被害者の権利を義務付けた
  「犯罪被害者基本法」や、

  1年以上働いているパート社員にも
  育児・介護休業を取得可能にした
  「改正育児・介護休業法」などがあります。

 ◆33本の法律が成立したものの、
  マスコミ等でも報じられていますように、
  今国会は、
  独禁法改正、
  公務員法改正、
  政治資金規制法改正などの
  重要法案が、すべて来年へ先送りされ、
  「何のための国会だったのか」とさえ言われています。

 ◆これらの法案が、
  次の国会以降へ持ち越されたことの
  第一の原因は、
  独禁法や国家公務員法の改正案など、
  内容的に問題のある法案であったり、
  政府部内で利害対立が調整できなかったことにありますが、

  もうひとつの要因は、
  53日間という会期日数に短さにあります。

 ◆本来なら、
  法律の制定・修正が必要な問題が表面化した時には
  すぐに徹底的な議論をした上で、
  問題点を解消していかなければなりません。

  しかし現状は、国会の閉会日、つまりゴールが決まっており、
  会期が不継続であるために、
  法案を提出するタイミングや順番は、
  国会運営の駆け引きの道具に使われる場合が多くあります。

  その結果、
  国会が、本来の立法機能を十分に果たしているとはいえない
  現状にあります。

 ◆これらの問題を解決するために、
  私は、国会の会期をなくす、
  つまり「通年国会」するということも
  考えるべきだと思っています。

  少なくとも、
  衆議院や行政の動きをチェックする立場の参議院には
  会期は不要ではないでしょうか?

 ◆この国会で、私が所属していた憲法調査会でも、
  国会会期のあり方、通年国会や、
  衆議院と参議院の会期をずらす
  などの議論をしました。

  皆さんには、わかりにくいかもしれませんが、
  国会の仕組み、議論のしかたを変えていくことによって、
  この国の問題について、より深く議論ができ、
  結果として国民の役に立つ国会を作ることにつながると
  私は感じています。

  12月1日に、
  私の主張が大幅に取り入れられた
  参議院憲法調査会二院制小委員会の報告が
  取りまとめられました。

  後日、私のホームページにてご報告させていただきます。
  是非ご一読ください。

 ◆私は、この臨時国会で憲法調査会のほか、
  内閣委員会と決算委員会に所属しました。

  内閣委員会では、
  台風21号による京都の被害について取り組みました。
  台風や地震などの自然災害は、
  国が先頭に立って復旧活動を行わなければなりません。

  通常は3ヶ月かかる「激甚災害指定」を
  11月26日に国に下ろしてもらうことができ、
  国による補償措置も大きく広がりました。

  しかし、今でも京都府北部は、
  倒壊した家屋の撤去も終わっておらず、
  被害の爪跡が激しく残っています。

  今後も、被害に遭われた方々が1日も早く
  これまで通りの生活に戻れるように、私も努力していきます。

 ◆決算委員会の関係では、
  これまでは決算は2,3年分まとめて、数年後の国会で、
  しかも閉会中にひっそりと議論していたものを、
  今国会から、翌年度の秋の国会には提出して、
  次年度の予算編成に間に合わせることにいたしました。

  昨年度との比較においても、
  決算の実質審議入りを3ヶ月前倒しすることができました。
  このことは、
  各種政策や税金の無駄遣いを十分に見直すことなく、
  各省庁が毎年手を変え品を変え予算要求する現状を
  改革するにあたって極めて重要なことです。

 ◆来年の通常国会は、
  1月の中旬から始まる予定です。

  今国会で先送りされた法案のほかに、
  郵政民営化や介護保険制度の見直しなど、
  重要な法案の審議が待っています。

  私は、あるべき日本の国のかたちを常に考えながら、
  これらの法案に対応していくつもりです。

  是非とも皆さんのご意見をお聞かせください。

 ◆なお、今年1年間の私の国会質問ダイジェストや
  京都での活動をまとめた会報を現在作成中です。
  ご希望の方は事務所までご連絡ください。

 ■ ご報告 ■
  おかげさまで、11月3日開催の
  「京都からこの国のかたちを変える会」
  第2回シンポジウムは盛会裡に終了いたしました。

  ご来場いただきました皆様、ご協力いただきました皆様に
  心から感謝申し上げます。

  本当にありがとうございました。

<第102号: 2004.09.08発行>

     
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