第160号  2007.7.11

  皆さん、こんにちは。
  松井孝治です。

 ☆いよいよ任期満了

  6年前に皆さんに選んでいただいた、私の参議院議員としての任期は
  正式には7月28日までですが、
  実質的にはいよいよ本日をもって満了ということになりました。
  今日に至るまでの、皆さんの激励やご指導に心から感謝申し上げます。

 ☆走り続けた6年間

  この6年間は、自分なりに、走り続けてきた6年であったと
  感じております。

  最初に、委員会で質問をさせていただいたときの緊張感、
  はじめて本会議の壇上で「演説調」の代表質問をさせていただいた
  ときの興奮は いまだに忘れることが出来ません。

 ☆参議院の「決算革命」

  二年目からは決算委員会に籍を置かせていただき、
  三年目には決算委員会理事に就任し、
  とにかく決算重視の参議院を作ろうと励んで参りました。

  特に鴻池委員長のもとでの2年間には、
  与野党を超えて汗をかかせていただきました。

  会計検査院の機能強化(会計検査院法改正)や
  各省庁の税金の無駄遣いの洗い出し、
  政府に対して異例の厳しい警告決議や
  膨大な措置要求決議を徹底的に行わせていただいたのは、
  極めて貴重な機会でした。

  ありがたいことに当時は「決算革命」が起こったという
  過分な評価までいただきました。
  (実際はまだまだ道半ばだと思っております)

  近聞遠見の鴻池決算革命へとリンク

 ☆マニフェスト選挙へ

  また、「お願い選挙」から「約束選挙」へと
  選挙のあり方を変えよう、という意気込みで、
  北川正恭前三重県知事(現早稲田大学教授)からの触発を得て、
  2003年秋に、超党派マニフェスト議連事務局次長として
  マニフェスト解禁に向けての
  公職選挙法改正を実現できたのも意義ある出来事でした。

  民主党内でも、
  02年12月から06年6月まで切れ目なく
  政調副会長をつとめさせていただき、
  解禁されたマニフェストの作成にも関らせていただきました。

 ☆「菅政権300日プラン」、「岡田政権500日プラン」

  具体的に、03年、05年の衆議院選挙や04年の参議院選挙での
  民主党マニフェストの作成に関与できたのはとても光栄な機会でした。

  特に、
  「菅政権300日プラン」、
  「岡田政権500日プラン」では、
  私の官邸時代・官僚時代の経験も踏まえ、
  スピード感とダイナミズムのある改革を、
  官邸主導のもと電光石火で行うモデルを示せたのではないか
  と考えており、実行できなかったことが残念でなりません。

 ☆民主党シンクタンク「プラトン」の設立

  また、いつまでたっても官僚に政策立案を丸投げするような
  政治ではいけないという思いから、
  私は早くから、
  政党に付属するシンクタンクを形成し、
  政策立案能力に磨きをかけるべきだ、
  我々が政権を取ったときに
  志と政策を共有してくれる政策人材層を
  分厚くしておく必要があると主張して参りました。

  岡田克也代表(当時)の強い意欲と理解を得て、
  私自身がシンクタンク設立準備委員会事務局長として
  実務を統括させていただき、

  一昨年05年12月には、
  有限責任中間法人「公共政策プラットフォーム」
                 (通称「プラトン」)
  を設立することが出来ました。

  私は当初から統括担当の理事として運営に当たり、
  まだまだフル回転とは参りません、地味な活動ではありますが
  プラトンならではの活動を重ねて今日に至っています。

  05年12月から06年4月まで、
  私が、前原誠司代表のもとで、
  党の総合政策企画会議事務局長を
  つとめさせていただいた折には、

  プラトンと連動して、
  前原「外交ビジョン」「内政ビジョン」を
  中途まで作成していたのですが、
  例の偽メール問題で 前原さんが党代表を辞されることになり、
  両ビジョンが仕掛かりのまま「お蔵入り」になってしまったことは
  痛恨の極みでありました。

  それでも、プラトンの行った 
  近現代史研究や定例公開セミナーに
  世間から高い評価が得られていることには
  満足させていただいております。

  プラトンにあやかってにリンク

 ☆国会質問

  また国会の委員会でも、関係者のご配慮を得て、
  数多くの質問、発言の機会をいただきました。
  特にNHK全国中継入りの国会質疑を、
  小泉総理との間で3度、
  安倍総理との間で1度いただいたことは大変有り難く、
  各地の方々から数多くの激励をいただきました。
  あらためて御礼申し上げます。

 ☆悔しさをバネに走ります

  しかし、こうしたいくつかの成果にもかかわらず、
  私にとっては、この6年間は、とても悔しい6年間でした。
  いくら野党でよい質問をしても、
  それによって得られる前進はほんのわずかです。

  例えば昨年の4月26日の行政改革特別委員会での
  私の小泉総理への天下り規制を行うべきとの質問を受けて、
  翌日、小泉総理が、経済財政諮問会議で、
  中馬行政改革担当大臣に対し
  「野党でもよい指摘をしている部分があるから
   天下り規制を検討するように」
  という趣旨の指示を出され、
  それが、「中馬プラン」になりました。

  さらにそれを渡辺喜美大臣が手を加えられ、
  その案が、先日強行採決された国家公務員法改正
  につながっています。

  でも、その内容の見事な「骨抜き」振りは、
  このメールマガジンで何度かお伝えしたとおりです。

  正直申し上げて、自分の質問が、
  逆に、天下り規制を偽装する天下り自由化法の成立を招いた
  のではないかと思うほどです。

  また、いくら、自分では
  よくできたと思えるマニフェストを書いても、
  選挙に負けたのではそのマニフェストは
  結局白紙になってしまうわけです。

  自分なら、
  こんな法案のこんな抜け穴を許さないのに、という悔しい思い、

  与党になって、
  例えば官邸スタッフになったら、
  具体的にこういう人材を、
  こういう部署に登用して、
  こんな改革を行っていたのに、
  などと考えると、

  本当に歯がゆい思いの連続でありました。

  私は、この悔しさを、
  なんとか次の6年にぶつけていきたい、
  次の6年で必ずや政権交代を実現し、
  真の改革を行いたいと考えています。

  これからしばらくはメールマガジンを
  発行することも出来ませんし、
  ホームページの改訂も出来なくなります。

  でも、町で私を見かけたら、
  6年間の思いと悔しさをバネに
  私が皆さんに必死になって訴えているのだと
  思っていただいてご声援をいただきたいと思います。

  また8月に皆さんとメールマガジンで再会させていただくのを
  楽しみに、
  これからの17日間を走りぬいてまいります。

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    第160号  2007.07.11 発行  (配信数:2857部)

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