第162号  2007.8.28

  皆さん、こんにちは。
  松井孝治です。

 ◆昨晩(一昨晩)第二次安倍内閣が発足しました。
  すでにマスメディアには
  各党や有識者のコメントが並んでおりますので、
  そこに屋上屋を重ねるつもりはありません。

  私としては顔ぶれもさることながら、
  各閣僚、そしてこの第二次安倍内閣が、どのような姿勢で、
  いかなる政策を展開されるのかを待って
  評価を定めたいと思います。
  そのためには、何といっても、9月半ばにも予想される、
  所信表明演説に 注目しなければなりません。

 ◆しかし、そんな中でも、増田寛也総務大臣が、
  岩手県知事として諸改革を進められた実績をもとに
  どのような改革に着手されるのかは、特に興味深く、
  かつて民主党シンクタンク「プラトン」で
  地方分権の理想と現実を
  きわめて明快に語られた増田知事(当時)が、
  閣僚としてもご自分の思想や政策を実行されるかどうか
  注視していきたいと考えております。

 ◆この政府・与党人事を受けて、
  民主党もいよいよここ一両日で、人事を一新し、
  9月中旬には再開される 国会論戦に備えることになります。

  現段階では、私がどのような分野での仕事をおおせつかるのかは、
  まだまだわかりませんが、どんな仕事であれ
  一生懸命汗をかかせていただきたい と考えております。

 ◆さて、本日の本題は別のところにあります。
  (10日ほど前に書きかけていた話題です。
          やや季節はずれでスミマセン)

  少し前のことになりましたが、今年の8月15日
  いわゆる終戦の日には、昨年の新宿・歌舞伎町に引き続き、
  早朝の街頭清掃に参加して参りました。

  今年は地元京都の三条河原町に朝の6時過ぎ、約40名が集合。
  河原町チームと木屋町チームに別れ、三条通から四条通まで清掃し、
  最終地点は川端四条交差点でした。
  私は木屋町の清掃に参加しました。

  この日の参加者は、
  呼びかけ人である吉村雄之祐さんをはじめ
  NPO法人京都災害ボランティアネットの皆さんに加えて、
  山本保弘さんをはじめとした京都掃除に学ぶ会の皆さん、
  門川大作さんをはじめとした便きょう会の皆さんなどでした。
  (いつもの学校便所掃除の仲間の面々が多く集われていました。)

 ◆清掃は、基本的には各人が軍手、火バサミ、ゴミ袋を手に
  ごみ拾いを行うというものであり、
  新宿の清掃に比べれば簡易なものであったこと、
  また、木屋町通りも、路面自体は予想したほど汚れてはおらず、
  私が拾ったゴミの大半は吸殻や紙くずで、
  昨年の歌舞伎町に比べれば、比較的楽な作業でした。

  しかし、木屋町通り沿いを流れる高瀬川は
  投げ込まれた、空き缶やペットボトルなどの
  ゴミの数々で汚れが目立ち、
  一時よりはましになったとはいえ、この街の状態が
  決して十分に改善していないことが明らかに見てとれました。

  (この日は、準備の関係など諸般の事情もあり、高瀬川には
   ほとんど手をつけることは出来ませんでしたが、それでも
   前夜に投げ落とされたと思われる自転車二台は無事回収しました)

 ◆京都で最も若者達が夜遅くまで集う歓楽街、
  そして、薬物の取引など違法な行為が多発している
  とされている区域を清掃し、物質的に豊かなこの日本で
  連日繰り広げられている喧騒の夜、
  あるいは、現代版の、「つわものども」の夢のあと、
  を実感しました。

  吸殻を拾う我々の作業を横目で見ながら路上で喫煙し、
  吸殻を捨てる若者には
  昨年同様、腹が立たなかったといえば嘘になりますが、
  同時に、この国は、よい意味でも悪い意味でも
  平和なのだなと実感したしだいです。

 ◆私はその後福知山と舞鶴での
  戦没者慰霊・平和祈念行事に出席のため
  7時に途中抜けさせていただきましたが、
  参加者それぞれが、いろいろな思いを胸に、
  掃除に汗を流した一朝(終戦記念日)でありました。

 ☆ご参考
 
  この清掃と相前後して、新藤兼人監督の実体験を映像化した
  「陸に上った軍艦」を鑑賞いたしました。

  従来の戦争映画とは異なる、「弱兵戦記」(新藤監督)、

  すなわち、戦争末期に徴兵された 30歳前後の社会人出身の弱兵が、
  年少の筋金入りの上等兵に殴られ、雑役に追い回される姿や
  無意味な訓練などの実像を描いたドキュメンタリー・ドラマに、
  戦争の荒唐無稽さ、馬鹿馬鹿しさ、そして狂気を感じ取りました。

  もう夏休みも終わりではありますが、
  「映画を観て語る会」第16回例会(8月7日)課題作品
  「夕凪の街 桜の国」ともどもに
  去り行く夏に、戦争のことを考えてみるには
  よい作品だと思います。

  ついでに申し上げれば、息子のリクエストであった
  「河童のクウと夏休み」は、
  私の事前予想がよい意味で見事に裏切られ、
  現代社会が抱える諸問題を描く感動作で、
  この夏の最大の収穫作品でした。

  夏休みの宿題を終えて、ご家族揃って新学期開始前に
  (京都市内ではすでに多くの小学校などでは
   授業が再開されていますが)
  映画を鑑賞されるような機会には、是非ともお奨めいたします。

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  ●京都から、この国のかたちを変える。●
    第162号  2007.08.28 発行  (配信数:2875部)
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<第162号  2007.8.28発行>

     
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